忘れたくない、残しておきたい、
ひだまりのような、瞬間。
家族のこと。生まれ育った故郷のこと。音楽に夢中だった頃のこと。
憧れたもの、出会ってきた人たち。
どれも、今の私へと続いている。
今、私は、そんな人や場所をひとつずつたどり、写真に残そうとしている。
そして、写真家になった今、あらためて故郷にカメラを向けると、
昔は気づかなかった美しさにも出会う。
記憶の中にある大分と、
写真家として、今、見つめる大分。
それはまるで、人生のページに、
ひとつずつ栞を挟んでいくようなこと。
一枚の写真は、ひとつの栞。
そして、その一枚一枚を集めて並べると、
音符が連なり、音楽を奏でるように、
ひとつの譜になっていく。
遠くなった日も、今もそばにあるものも、
これから出会う時間も。
忘れたくないものを、残したい。
だから私は、写真を撮る。
栞の譜。
人生に、写真という栞を。
 渚ひろみ個展「栞の譜 Where Time Becomes Memory」
 2027年1月5日(火)~11日(月祝)
 11:00〜29:00(最終日~18:00)
 iichiko 総合文化センターB1F 県民ギャラリー
 大分市高砂町2番33号)
※Google mapではグランシアタを表示しております。
県民ギャラリーは同じ建物の地下にございます。

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